補綴治療について

入れ歯治療だけでなく、保険外の補綴治療においては、当院では色々な検査を行ってそれぞれの患者さまのかみ合わせに合った補綴治療を

提案させて頂いております。

その１例をご紹介させて頂きたいと思います。

まずは歯の型をとるのはもちろんですが、現在の歯の状態と患者さまの一番治したい部分、どこが悪いのかを性格に把握するために

お口の中の写真を撮らせて頂きます。

レントゲン検査、歯肉の検査をしていきます。

ここまでで大体の初期治療の計画がたちます。

その後、歯の型の模型を咬合器に取り付けます。

咬合器というのは、お口の外で上下の模型のかみ合わせや顎の動きを再現でき、その上で技巧作業ができるものになります。

咬合器上で最終的に治療が必要な補綴処置を診断していきます。その時、１本ずつの歯をみていくのはもちろんですが、

全体のバランスを考えて検査と診断ができます。

保険診療でここまではできません。

時間も経費もかかるのでその時の負担は大きいかもしれませんが、長い目でみれば予後がよくなる可能性は大きいと思います。

実際、咬合器上で診断用ワックスアップをさせていただくので、患者さまも補綴した後の状態をイメージしやすいと思います。